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種目名 小回り |
| (急斜面・不整地) |
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時折突風が吹いたが、晴天の下に行なわれた技術選の大きな見せ場の一つ、急斜面小回り不整地。一見硬そうだが、実際はそれほどハードなコブではなく、選手達にとっては比較的滑りやすいコンディションのコブ斜面だったと言える。そんな黒菱のコートで、各々高いパフォーマンスを見せてくれた。
女子で飛び抜けたのは、275点を叩き出した中田良子。持ち味の柔らかいヒザの動きによる巧みなスキーさばきと落下スピードを最大限アピールし、種目別1位を獲得。この結果、総合2位の山川純子に5点差まで迫った。種目別2位には、小回り系を得意とする切久保深雪。積極的にスキートップをフォールラインに落とし込んでいく滑りを見せ、273点をゲット。3位には、スキーの回しこみと落下を見事に調和させた中澤美樹が272点で入り込んだ。3連覇のかかる嶺村聖佳は、コブの中でも丸い弧を描きながら271点の高い点数を獲得し、コマを一層有利に進めた。
男子では、コブ斜面を得意とする藤井守之が、早いトップの落とし込みとエッジングで、スピードに乗ったスムーズな滑りを見せ、282点という高得点で、予選4位タイだった宮下征樹を一歩リードし、単独総合4位に入った。2位には、スピード重視でフォールラインに向かって直進的に滑り降りた星和弘が、3位には、スムーズな動作と一定のリズムできれいな丸い弧を描ききった片山秀斗が入った。今年の男子の急斜面不整地では、このような対照的な2タイプの滑りに大きく分かれたと言える。280点を出した片山秀斗は、この種目によって3位を守り、決勝を迎えることになる。初の表彰台にまた一歩近づいた。総合1位をひた走る柏木義之は、この種目でも280点の高得点で種目別3位に入り、首位を堅持した。
滑りもさることながらコメントも印象的だったのが竹田征吾。「今日は自分の誕生日だったのですが、嬉しいことに嶺村聖佳選手に勝つことができた! この結果は、自分にとってささやかなプレゼントになりました」
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種目名 大回り |
| (急斜面・整地) |
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久しぶりに兎平での開催となった大回り種目。朝は硬く締まったバーンだったが、気温の上昇とともに緩みはじめ、後半の班ではかなり腐った状況と、バーン条件に違いが見られた。
女子は1班目で独走態勢を作りたい嶺村聖佳が、やや思い切りに欠ける滑りで270ポイント。それをスピードに乗りながらしっかりした雪面コンタクトで深いターンを描いた佐伯幸が272ポイントでかわす。雪面状況が悪くなった2班目では、滑らない雪質に苦戦しながらも有力選手達が260ポイント後半でしのぎを削る。差を付けられなかった嶺村を追撃するチャンスの山川純子は、縦へのスピードを求めながらスムーズな流れの有る滑りを見せたが、269ポイントと及ばず。そしてこの種目のトップに立ったのは、池田麻里。軟らかい雪に合わせたソフトなエッジングで、丁寧に深い弧を描き273ポイントを叩き出した。
一方男子は、なかなか高得点者が出てこない中で柏木義之が279ポイントをマーク。バーンが緩んできたため、柏木本来のターンではなかったものの、条件にきっちりと合わせてポイントを稼いできた。280ポイントオーバーを狙いたい後半の選手達だが、スピードに乗りにくい雪に苦しみ、山田卓也276ポイント、宮下征樹273ポイント、佐藤久哉276ポイントと柏木を抜くことはできなかった。
スピード、弧の深さ、運動の流れ。雪面状況に合わせていかにコーディネイトするかが難しい種目となった。
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種目名 総合滑降 |
| (総合斜面・フリー) |
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| キャンセル |
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種目名 小回り |
| (中斜面・整地) |
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昼前から降り出した、大粒の湿った雪の中行なわれた、中斜面小回り。白樺ゲレンデセンターのバーンは、硫安を撒いて整備をしたものの、その上に滑走性の悪い新たな雪が降り積もり、難しい雪面状況となった。カービングという種目規制はないが、中斜面ということもあり、狙いはやはりカービング技術。難しい雪質に対し、どうスキーを滑らせ、攻めていくかがポイントとなった。
女子1班目は、逃げ切り体勢に入りたい嶺村聖佳が、硬軟混ざったバーン状況の中でも、巧みに脚のストロークを使ったエッジングで272ポイント。これを調子を上げてきた佐伯幸が、より大きな動きで深い弧を描いて273ポイントでリードする。2班目は、さらに雪面状況が悪化。雪面の微妙な起伏と積もる雪に細かな操作ミスをする選手が目立つ。最終走者となった山川純子は、スピードを求めたものの、弧の深さやソフトなエッジングを見せることができず267ポイント。嶺村との差を広げられる形となった。
一方男子では、軟らかい雪質に重心移動とスキーの動きを見事に合わせてきた柏木義之が281ポイントと圧倒。この滑りを誰も凌駕することができないまま雪も小降りになり、迎えた最終班。宮下征樹は、非常にスムーズな滑りながら278ポイント。そして、柏木を追う山田卓也は、絶妙なソフトタッチのエッジングでスキーの動きを引き出し、281ポイント。この種目柏木に並び、逆転への望みをつないだ。
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| ●柏木義之選手 |
準決勝を終えて、大回り種目は全て1位取れたのが良かったです。スキーにも乗れていますし、自分のやりたいことはだいたいできているかなと。首位争いをしている選手がローテーション的に裏になって、滑りも見ることができないし、自分のモチベーションをあげていきにくい状況ではありますが、明日の2種目も頑張ります。カービングレースはちょっと想像が付かないですが、ランディングバーンの小回りはしっかり見せたいですね。 |
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| ●嶺村聖佳選手 |
今日の3種目に関して、大回りは早い切り換えを意識して、後半引っ張りすぎない意識で滑りました。初心を忘れずにと思って、1種目目のつもりでやったんですけど、そのせいか硬くなりすぎた気がしますが、苦手としてきたコースだったので、無難に滑れてよかったかなと思います。コブは、楽しく滑れて気持ち良かったですね。楽しんで滑れば気持ちも前に行くし、動きも良くなりますよね。予選の中斜面では硬くなって自分のペースでいけなかったので、なるべくピッチの細かいところを選んで、自分の好きなラインで行きました。出だしのポジションが高すぎてしまうとストロークが出せなくなってしまうので、最初だけ低めの姿勢を意識してきました。あとコブはビビらないことですよね。最後の中斜面の小回りは、自分のフィーリングで行こうとは思っていたのですが、もうちょっとタイミング的には合わせられたかなと。雪面状況でエッジがかかったりかからなかったりがありましたが、自分なりには、精一杯動けて脚も外に出せたのではと思います。 |
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| ●星和弘選手 |
「所々コブが細かくなっているところで運動が少し合わない箇所があって、身体が遅れたところもありましたが、とにかくスピードを落とさないことを重視して滑りました。とくに運動の流れが止まるとスピードも止まってしまうので、身体が遅れた中でも可能な限り一生懸命に動くようにしました。真中のラインを選んだのは、そのラインに幅広いコブや間隔のあるコブ、細かいコブなどが混在し、一本の滑りの中で色々な滑りを見せられると思ったからです。100%ではないにしろ、イメージ通り滑れたので自分のカラーは出せたのではないかと思います」 |
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| ●片山秀斗選手 |
「今回は、とにかくコブを越えた後にスキーが浮かないように、コブにスキーを貼り付けられるように心がけました。それだけですね。中盤で運動のリズムが早くなる場所では縦目に滑って、その後コブのリズムがゆっくりになる。そのような斜面変化にしっかり対応して、滑りも変化させられることが出せればいいなと思いました」 |
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| ●中田良子選手 |
(小回り・不整地について)「バーンが固めだったので緊張感がありましたね。ラインが2本あるうち、私の前に滑ったほとんどの女子選手がスタートエリアからみて左側のラインを滑っていたので、あえて私は右を選び、スピードが落ちないように、ということを考えて降りてきました。後半で後傾になってしまいましたが、スキーのトップを横に向けることなく下へと落していく意識で、スピード感を出すことを心がけました」 |
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| ●佐藤久哉選手 |
(大回りについて)雪が軟らかくなってスキーがズレるということと、強い風が前から吹いているという情報を事前に得ていたので、縦目にラインを狙ってスピードを出してきたのですが、なかなか自分のやりたかったことが表現できなかったという感触ですね。動きのスムーズさだけは出すようにしましたが・・・・・・。
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| ●池田麻里選手 |
(大回りについて)前に滑った班では女子も男子もスキーが叩かれる選手は点数が出てないという情報だったので、弧に合わせてできるだけソフトなエッジングをするような意識で滑ってきました。もう少しスピードを出したかったですが、出だしが軟らかく、ゴール前はやや硬さの残る
ような、上下で雪質が違うバーンに、上手く合わせていくことができたと思います。
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| ●山田卓也選手 |
小回りなので、ゆっくりしたリズムでは見ていておもしろくないし、気持ちいいテンポを作っていくことは考えていました。雪が滑らないとことと、エッジが吸い付くようなグリップしやすい雪だったので、強い反動を受けないように、なるべく柔らかいエッジングで、反発も無理なく処理していくという力加減がポイントですね。ソフトタッチで行けた分、滑らない雪の中でもスキーを抜くことができたと思います。 |
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| ●柏木義之選手 |
スキーが滑らなかったので、身体の動きより、スキーの動きをメインでだしていきました。たわみを感じてたわみで走っていった分だけ上手く重心移動することを狙ったのですが、思った以上にスキーが走らなかったので大変でした。それでも、この条件の中では良い滑りができたかなと思います。 |
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