3月8日 (木) 予選1日目


小回り(中斜面・不整地・フリー)
使用コート:名木山第二ゲレンデセンター
天候:曇り時々晴れ
雪質:湿雪

 不整地という設定だったが、何人ものスキーヤーが滑ってできた溝がコブになったような状況。コブの間隔は狭く、素早い切り換えをしながらも、コブに飛ばさないように、そしてスピーディーに滑らなければいけないという、中斜面にしては難しい設定のように思えた。

 コースには3つのラインがあり、センター、下から見て右側、左側の順で人気があった。とくにセンターのラインは、終盤には掘れてきて、最終組の女子選手には厳しい条件となった。コブ斜面では雪面コンタクトが大切。滑走面をジャッジやギャラリーに見せないように、トップの先落としをしながら滑ることがポイントとなった。

 1班(ゼッケン1〜55)は昨年のベスト4がひしめくことになった。山田卓也282点・柏木義之280点・粟野利信283点・宮下征樹282点と順当に高得点を重ねた。柏木は果敢に左のラインを攻めたが、3連覇を目指すには厳しい得点だ。その後の班は渡辺一樹282点・佐藤久哉283点・能登恒283点・猪又一之282点と、若手、ベテランが入り混じった混戦模様となった。 女子は本間綾美と山川純子が積極果敢、かつ安定感のある滑りで275点をマークし、この種目トップに立った。

ムービー (小回り上位選手)
男子第1位 能登 恒(283点) 男子第1位 粟野利信(283点) 男子第1位 佐藤久哉(283点)
男子第1位 藤井守之(283点) 男子第5位 宮下征樹(282点) 男子第5位 渡辺一樹(282点)
男子第5位 山田卓也(282点) 男子第5位 猪又一之(282点)  
女子第1位 本間綾美(275点) 女子第1位 山川純子(275点) 女子第3位 中田良子(274点)


大回り(総合斜面・フリー)
使用コート:ウスバゲレンデ
天候:曇り時々晴れ
雪質:湿雪

 大きなウェーブが3ケ所あるものの、とくに難しくない斜面設定。しかし、強く踏むとスキーがもぐってしまうという柔らかい雪質のため、スピードがほとんど出ない、もしくはターン弧が大きくなりすぎるという、難しくない斜面にも関わらず点数が出にくいバーン設定となってしまった。そのため、前半は大きなターン弧を描き、後半はスピードを出すために中回り的な弧を描くという選手が多くみられた。

 しかし、一人が滑ると雪塊が出る、陽が差すと雪が浮くと刻々と状況は変化するなか能登恒、渡辺一樹が279点を出すものの、なかなか高得点が出ない状態が続く。さらに雪にとられ竹鼻建を始め転倒者が続出。このまま280点台は出ないかと思われていたが、最終班で大回りを得意とする柏木義之が一気に282点を叩き出すが、すぐに地元の宮下征樹が283点とラップを奪う。小回り同様、予選1日だけでは、誰が勝つのかまったく読めない混戦である。  女子は佐伯幸、本間綾美らが270点を出すものの、安定した滑りで白河三枝が271点をマークし、3連覇へ向け先行きの良いスタートを切った。

ムービー (大回り上位選手)
男子第1位 宮下征樹(283点) 男子第2位 柏木義之(282点)  
女子第1位 白河三枝(271点) 女子第2位 本間綾美(270点) 女子第2位 佐伯 幸(271点)

 

 なお、予選の総合成績は明日発表される。本日の総合成績は以下の通り。公式リザルトではありませんのでご注意ください。

男子
順位 名前 総合 大回り 小回り
1位 宮下征樹 565 283 282
2位 能登 恒 562 279 283
2位 柏木義之 562 282 280
4位 渡辺一樹 561 279 282
5位 山田卓也 560 278 282
5位 猪又一之 560 278 282
女子
順位 名前 総合 大回り 小回り
1位 本間綾美 545 270 275
2位 山川純子 543 268 275
3位 中田良子