FIS Alpone Ski World Cup 2001/02
Bormio(ITA). Men's 4th Downhill. 28,Dec,2001
クリスチャン・グレバー(AUT)、ワールドカップ初優勝
Christian Greber(AUT)

 男子滑降第4戦(ビーバー・クリーク=USA=の代替え戦)はイタリアのボルミオで開催されオーストリアが1〜3位を独占した。しかもその頂点に立ったのはまもなく30歳になるクリスチャン・グレバーであった。ワールドカップ8シーズン目にしてのこれが初優勝である。
 グレバーは今季は初めはチームから外されていた。自主トレを行なって這い上がってきた選手である。オーストリアのこのシステムは実に良く機能しているように見える。現在は療養中だがライナー・ザルツゲバーもそうした選手の一人だった。トレーニンググループから外れても選考のためのタイムレースには参加させる。そこで良いタイムをマークすれば即チームに拾い上げる。オーストリアならではのシステムだ。
 グレバーは前回のバル・ガルデナ(ITA)まではフィッシャーを使用していたが、ここではヘッドに履き替えて勝利をモノにした。運のいい男である。
 フリッツ・ストローブルが今季初めて表彰台に立ち、ステファン・エバハルターが3位で総合得点を640ポイントにアップした。4位には10年選手のフランコ・カベン(SUI)が入り、5位に地元イタリアのクリスチャン・ゲディーナが入った。ゲディーナはゴール前でスキーを取られてバランスを崩し、一瞬棒立ちになりながらも体勢を立て直してゴールしての5位である。
 ダロン・ラールブス(USA)が6位に入りスランプから抜け出したようだ。

 ヘルマン・マイヤー(AUT)がいない、ラッセ・シュース(NOR)もいない、ハンネス・トリンクル(AUT)もフローリアン・エッケルト(GER)もいない。そして出場選手は47人。観客もまばら。なんとなく寂しいレースになった。明日は本来の「ボルミオ・クラシック」だがエントリーは43人。

 このレースに日本チームからの参加はなかった。
 

Result