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| FIS Alpine Ski World Cup 2001/02 |
| Madonna di Campiglio(ITA). Men's 3rd Slalom. 10,Dec,2001 |
ボーディーよあんたはエライ!!, Bode Miller(USA) 2連勝
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| Rocca, Miller, Stiansen, Madonna di Campiglio Top 3 |
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| 1st Bode Miller(USA) |
2nd Giorgio Rocca(ITA) |
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| 3rd Ton Stiansen(NOR) |
10th Ivica Kostelic(CRO) |
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マドンナ・ディ・カンピリオで行なわれた第53回トレ・トレ大会、男子スラローム第3戦は、昨日バルディゼールの大回転でワールドカップ初優勝をあげたばかりのボーディ・ミラー(USA)が今度はスラロームでも初優勝をあげた。1、2本目ともにベストタイムを奪っての完全勝利である。2位にはジョルジオ・ロッカ(ITA)、3位にトム・スチアンセン(NOR)といずれも第2シードの選手が表彰台を占めた。これを番狂わせというには意見の分かれるところだが、いずれにしてもワールドカップ・シーンは確実に変わろうとしている。
アメリカ人がスラロームで勝ったのは'83年にスティーブ・メーアがサン・アントン(AUT)で勝って以来実に18年ぶりのことである。昨日の大回転とて、'83年にフィル・メーアが富良野で勝って以来のことだったのだ。アメリカの技術系の伝統は1984年サラエボ・オリンピックでのメーア・ツイン・ブラザースのワン・ツーフィニッシュで途絶えていたが、このオリンピックシーズンにまた復活した。この勝利でミラーの総合ポイントは325となりステファン・エバハルター(AUT)に15ポイント差に迫った。
鳴り物入りで登場して以来その鳴りをを潜めていたジョルジオ・ロッカだったが、アスペン(USA)での第2戦で2位、そして今回の2位と、調子をあげてきた。トンバ以来のイタリア・スラロームの復活である。
3位のトム・スチアンセンは'99年のアスペン以来の表彰台。'97年、セストリエール(ITA)世界選手権・回転のチャンピオンも久しぶりの復活である。
オーストリアはベンジャミン・ライヒの6位が最高で、昨年の世界選手権チャンピオンのマリオ・マットにいたっては20位と不甲斐ない成績に終わっている。またスラローム巧者のハインツ・シルヒエッガーは9日のバルディゼール大回転1本目での転倒で、左ひざの内側靭帯を亀裂したが、更に十字靭帯亀裂の疑いもあり、手術のためにヘリでシュルンスの病院へ運ばれた。今季は終了か。
開幕第1戦、アスペンでの衝撃的な優勝でトップレーサーに上り詰めたイビツァ・コステリッチ(CRO)は第2戦(アスペン)5位、第3戦10位と着実に存在を誇示している。一発だけ良いところに来てそのまま姿を消すレーサーが多い中で、見事という他はない。 |
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| 佐々木明 1st run /51st |
木村公宣 1st run /56th |
皆川賢太郎 1st run /58th |
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日本チームは皆川賢太郎、木村公宣、佐々木明の3人が出場したがいずれも2本目には進めなかった。
皆川は急斜面であわやコースアウトというミスがあったが何とか立て直してゴールしたが58位、足の捻挫の後が芳しくなくトレーニングも出来ない状態での本番では致し方のない面はある。木村は急斜面で大回りが目立ち56位、重吉コーチは「良いときと悪いときの差が大きい。本人も十分理解しているのだがもう少し時間が必要だ」。佐々木が3人の中ではもっとも良く51位だった。活きの良さで今後経験を積めば上がって行くだろう。
重吉ヘッドコーチは「建て直しのためにトレーニングします」と苦虫をかみつぶしたような表情でホテルを後にした。いずれにしても究極の目標はオリンピックだ。そこで何らかの結果を出さなければ、日本アルペンは窮地に立たされるだろう。
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★コラム★ 鈴木まさる
この数年シーズン初めは慢性の雪不足で悩む欧州のスキーリゾートですが、ここマドンナはその位置関係と高度の関係で大体雪不足はなかったのですが、今年のこれは異常です。ひょっとしたらビン・ラデンの新型テロで異常天候を多発させているのではないかと疑いたくなりますね。ナイターなのでテレビの映像からはそれほど見にくいかもしれませんが、なんせコース以外には雪のかけらも見えないのです。
アメリカはアスペンでの開幕戦で全滅だった日本チームでしたが、ヨーロッパに移動していよいよ本格的なホワイトサーキットが始まります。足の故障でアメリカから急遽帰国して傷の治療に専念した我らが皆川賢太郎選手にはあまり期待しないつもりの期待がかかります。どうも迷いから抜けきれないのか、もうひとつ切れに欠ける滑りの木村選手は問題を解決できているでしょうか。
片桐ヘッドコーチの話では「後半コースが削られてきて下のアイスバーンが露出してきたときのグリップがどうか」という懸念はあるものの、この異常な雪不足にも係わらず気温が低いせいでコース整備は完璧です。

月曜日とは言え観客の減少はトンバのいた当時に比べると50分の1位に減ってしまって寂しい限りです。
結構冷え込みの厳しくなりはじめた18時きっかりに1本目のスタートを切ったのは昨年の志賀高原で2勝したフランスのピエリック・ブルジェア、第1シードが滑り終わった時点でのラップはベンジャミン・ライヒ以下ユーレ・コシール、マリオ・マット、開幕以来たったの2戦で67番から第1シード入りを果たしたイビツァ・コステリッチと続きます。
17番、アスペンで3位入賞している地元イアタリ期待のジョルジオ・ロッカがまず第1シードのアドベンテージをひっくり返してラップをとって、我らが皆川賢太郎のスタート。懸念される足の痛みも感じさせないような快調な滑りで中間タイムは僅かに遅れること100分の27秒。この調子でゴールすれば上位確保は間違いなし、と思うのもつかの間、きつい左ターンの外足が流れて体制を崩してオーバーラン、2〜3歩登り返してゴールしたものの4秒以上のロスタイムで2本目には残れず。
22番フィンランドのカレ・パランダー、24番フランス、ジャン・ピーエル・ヴィダル、25番アスペンで2位入賞、1昨日のバルディゼールで優勝までして絶好調のボーディ・ミラーがあっさりとラップを奪ってトップ。27番ノルウェー、トム・スティアンセンも好タイムを出して第1シード選手がどんどん後退してゆく中、28番スタートは木村選手、ガンガン攻めていっているように見える滑りも抜けに鋭さが欠けるためゲート毎に100分の数秒ずつロスタイムが追加されてゆく。結果3秒07の大差で予選落ち。「上からまっすぐ行かなければ勝てないとは分かっているんだけど、意識のどこかで回さないとゴールできないような気後れが出てしまっている」ジレンマから抜けきれない大スランプは結構重症か。
この大会が初めてのワールドカップ出場の佐々木選手は「インスペクションでみんなと同じようにコースの反芻をしているけど、正直なところぜんぜん覚えてないんです」「とにかく今日はリズムに乗って滑る」ことが主眼の結果は2〜3ミスをして2秒60差で予選落ち。日本チームまたもや全滅です。
それにしても上位15位入賞に第1シード選手がたったの4人、トップ3は25番のボーディ・ミラー、17番ジオルジオ・ロッカ、27番トム・スティアンセン。30位内ではゼッケン20番台が7人、30番台5人、40番台3人、50番台2人、60番台2人と、20番以降スタート選手が約3分の2を占めるという大荒れの試合でありました。 |
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