"AUDI" FIS ALPINE SKI WORLD CUP 2005/06
66. HAHNENKAMMRENNEN 2006
Kitzbuhel (AUT), Men's 4th Super-G, 20,Jan,2006

ヘルマン・マイヤー(AUT)今季2勝目、2年連続キッツを制す
2006年1月20日、キッツビューエル(AUT)、男子スーパーG・第4戦

1st / Hermann Maier (AUT)
Kitzbuhel Men's Super-G, Podium 2nd / Peter Fill (ITA)
3rd / Hannes Reichelt (AUT) 4th / Stephan Goergl

第66回・ハーネンカム大会
 伝統のキッツビューエル・ハーネンカム。最初のレースは男子スーパーG第4戦である。降り続いた雪と風と霧のために滑降のトレーニングが2日続いてキャンセルになったが、1月20日はすっきりと晴れ上がった好条件の元にレースは行なわれた。

 ハーネンカムの英雄、オーストリアのハーミネーター、ヘルマン・マイヤー(33歳)が昨年に続いてキッツビューエルのスーパーGを制した。1分22秒97。今季ソールデン(AUT)の大回転に次ぐ2勝目、キッツビューエルのスーパーGはこれが5勝目、通算ワールドカップ52勝目である。

 2位にここのところめっきり力を付けてきたイタリアのペーター・フィル(23歳)、先週行なわれたウェンゲン(SUI)のスーパー・コンビの3位に続いて今季2度目の表彰台である。これで地元開催トリノ・オリンピックのコンビとスーパーGの出場を決めた。

 3位にオーストリアの中堅、ハンネス・ライヒェルト(25歳)。12月4日、ビーバー・クリーク(USA)のスーパーGで初優勝を挙げて以来の今季2回目のポディウムである。オリンピックを前にしてオーストリアチームは新旧入り乱れての生き残りレースが熾烈を極めてきた。


 ハーネンカム開幕前は自国のメディアを中心に、オーストリアvsアメリカのガチンコ対決だと盛んに喧伝されていたが、ふたを開けてみるとアメリカはダロン・ラールブスの6位が最高、ボーディ・ミラーは上部でコースアウトしてしまった。オーストリアは2位はイタリアにやられたが上位10位までに5人を送り込むというパワーチームぶりを発揮し、まるでオーストリア選手権のようなレースになってしまった。

 なおこの日、オーストリア男子ヘッドコーチのトニー・ギガー氏(42歳)がインスペクションで転倒して滑落した。コーチは頭部、腰背中を打撲し意識を失い、脊椎骨折の疑いで地元の病院へ運ばれた。検査では大事に至らず様態も安定したが日曜日まで入院が必要。故に明日の滑降コースセッターの業務はガルミッシュ(GER)の滑降で行なう。FISではオンコースで立つ全員はギュンター・フヤラ(FISレースデレクター)のようにヘルメットを着用すべしと検討中である。

1位、ヘルマン・マイヤー(AUT)
 「今日は本当に速いスキーを得た。自分のスタート順(29番)で下部には波もあったが、ゴールのジャンプはこれまでにやったことがない大ジャンプをやった。キッツでのレースは自分にとって常に意義深い」。

2位、ペーター・フィル(ITA)
 「長い間興奮しながら立っていた。自分は早いスタート(7番)で幸運だったとも思う。遅いスタート順ではミゾがたくさん出来ていた。この2位というものはスキースポーツへの大きなモチベーション。ウェンゲンのあとスイスからの応援も凄く嬉しかった。有り難う」。

3位、ハンネス・ライヒェルト(AUT)
 「ビーバー・クリークで勝ったとしてもここでお立ち台なんて信じがたいことなんだ。ピステが良くてリスクをかけることが出来たが、これで五輪のスーパーGのスタートも可能になったと思う」。

4位、ステファン・ゴェルグル(AUT)
 「4位ですごく喜んでいる。世界選手権やオリンピックでメダルを逃した4位とは違う。キッツでの4位とは凄いことなんだ」。

Kitzbuhel Men's Super-G, Result
Rank Bib Name Nat. Time
 1  29 MAIER Hermann  AUT   1:22.97
 2  7 FILL Peter  ITA   1:23.02
 3  18 REICHELT Hannes  AUT   1:23.25
 4  19 GOERGL Stephan  AUT   1:23.37
 5  34 KROELL Klaus  AUT   1:23.44
 6  28 RAHLVES Daron  USA   1:23.46
 7  17 STROBL Fritz  AUT   1:23.48
 8  20 HOFFMANN Ambrosi  SUI   1:23.51
 9  6 JAERBYN Patrik  SWE   1:23.52
 10  4 HARI Konrad  SUI   1:23.53
 11  14 KERNEN Bruno  SUI   1:23.56
 11  3 SOLBAKKEN Bjarne  NOR   1:23.56
 13  24 GUAY Erik  CAN   1:23.62
 14  27 SVINDAL Aksel Lund  NOR   1:23.64
 15  13 SCHIFFERER Andreas  AUT   1:23.74
 16  1 DENERIAZ Antoine  FRA   1:23.75
 17  37 HEEL Werner  ITA   1:23.99
 18  15 GRUBER Christoph  AUT   1:24.05
 19  16 BOURQUE Francois  CAN   1:24.10
 20  8 KJUS Lasse  NOR   1:24.12
 21  23 DEFAGO Didier  SUI   1:24.14
 22  41 GUFLER Michael  ITA   1:24.20
 23  21 BUECHEL Marco  LIE   1:24.24
 24  12 LANZINGER Matthias  AUT   1:24.28
 25  35 KUCERA John  CAN   1:24.33
 26  11 GRUENENFELDER Tobias  SUI   1:24.38
 27  25 WALCHHOFER Michael  AUT   1:24.39
 28  31 GIRARDI Walter  ITA   1:24.45
 29  5 FATTORI Alessandro  ITA   1:24.53
 30  45 THANEI Stefan  ITA   1:24.55

FIS Official Result