"AUDI" FIS ALPINE SKI WORLD CUP 2005/06
Wengen (SUI), Men's 5th Slalom, 15,Jan,2006
ジョルジオ・ロッカ(ITA)、負けなしの5連勝、皆川賢太郎・自己最高の4位
2006年1月15日、ウェンゲン(SUI) 男子回転・第5戦

Wengen Men's Slalom, Podium
1st / Giorgio Rocca (ITA)
2nd / kalle Palander (FIN) 3rd / Alois Vogl (GER)
4th / Kentaro Minagawa (JPN)

 第76回ラウバーホルン大会
 皆川賢太郎(アルビレックス新潟)が自己最高位となる4位に入賞した。

 男子回転第5戦は1月15日、スイスのウェンゲンで行なわれ、ジョルジオ・ロッカ(ITA)が今季負け知らずの5連勝を飾った。
 
 1本目、ベストタイムをマークしたのはベンジャミン・ライヒ(AUT)、50秒46。2位にアロイス・フォグル(GER)、0秒15遅れ。3位にテッド・リゲティ(USA)、0秒19遅れ。ロッカは0秒30遅れの4位に付けた。11番スタートの佐々木明(ガーラ湯沢)は上部でコースアウト、またも期待を裏切ったが、26番でスタートした皆川賢太郎がトップに0秒95秒遅れの7位に付けた。

 2本目、24番目にスタートした皆川賢太郎はゴールした時点でベストタイム、トップに立った。これで7位以上は確定。
 次のジャン・ピエール・ヴィダル(FRA)は皆川を抜くことが出来ず、皆川は6位以上を確定。
 カレ・パランダー(FIN)が皆川の上に入り、続くジョルジオロッカも皆川の上に付けた。テッド・リゲティは皆川の下に、これで皆川は5位以上を確定した。
 アロイス・フォグルがパランダーの下に付け、1本目トップのライヒを待つ。だがライヒはまたも失敗、皆川の4位が確定した。
 皆川賢太郎は2000年12月、セストリエール(ITA)での6位入賞以来の自己最高位の4位である。2本揃えての上位入賞が素晴らしい。「ソルトレークに置いてきたものを取り返しに行く」とSAJの「TAKE OFF 2006」で大勢のプレスを前にして語っていたが、いよいよ現実味を帯びてきた。

 2本目のベストタイムはボーディ・ミラー(USA)の51秒46、1本目の20位から8位にまでランクアップした。
 2本目インスペクションのあと、取り巻きのメディアもなくサインをもとめるフアンも皆無、「今日は大丈夫だょ」と久しぶりに見た笑い顔だった。この時点ですでに2本目のラップを決めたようだった。
 今季ボーディがスラロームで2本ともゴールしたのはこれが初めてである。

 53番でスタートした湯浅直樹(北海道東海大)は1本目で途中棄権。12月のクラニスカ・ゴラ(SLO)で7位に入って大物ぶりを見せたが、今年に入ってアーデルボーデン(SUI)とここウェンゲンの2戦とも成績なしに終わった。佐々木ともども次のキッツビューエルに期待しよう。
1本目、佐々木明の失敗 1本目、湯浅直樹のカタハン
賢太郎と5位のテッド・リゲティ(USA)、表彰の後で 賢太郎と7位のアンドレ・ミーラー(SWE)、帰りの電車で

1位、ジョルジオ・ロッカ
 「1本目のスタート1番は幸運で滑りにミスはなかった。マテリアルもピステと合致した。2本目には2、3のエラーを認めるが、1本目とはまったく異なったピステコンディションでそれに合わせてスキーを変えた。今季5回目の勝利は今日で生後50日になる長男ジャコモがもたらせた幸運かもしれない。
 自分のテクニックについてはステンマルクとのコンタクトがあり、可倒ポールあるいはその以前から見習ったものが多いです。何処のスラロームコースが良いかって? 地元のリビーニョさ。地元は世界ーだ。今後のスケジュールはワールドカップ出場の合間に、セストリエールのスラロームコースがオープンになるのでそこでトレーニングと、五輪開会セレモニーには役目があるので必ず出席する」。
2位、カレ・パランダー
 「初めてのウェンゲンのスラロームのポディウムで感激しています。ここの雰囲気はとてもいい、やり甲斐がある、以前からそう感じていたから今日の2位はことのほか喜んでいる。自分の本領はやはりスラローム。大回転との切り替えには日程が連続しているから問題はないが、なぜかスラロームはは非常に疲れる。次のキッツビューエルは勝つ、で又記者会見でお会いしましょう」。
3位、アロイス・フォグル
 「スイスでのレースは何故か良い結果を出すことができる。しかし、今季は開幕前の10月から体調を崩して、肝炎を患い治療にも時間がかかっていたので本領を発揮できずにもたついていた。でも今は順調です。たしかにドイツチームは小チーム、しかし、フエリックスも自分もトレーニングはうまくやっているし、結果も出しているから問題はないはずで、もし問題があるとしたらその責任はドイツスキー連盟にある。メディアが誰も来ていない?それはみんなサッカーにいってしまたからだろう」。
4位、皆川 堅太郎
 「1本目は順調に来て急斜面入り口でスリップ、いつもならこれでアウトでおしまい。だが今日は懸命にリカバリーしてそのあとは上手くいきました。2本目はコースセットは易しかったが押さえた感じもある。でも良い滑りは出来たと思っています。今季自分の滑りというものが見えてきて、努力することが良い結果に結びつくと自信を持てるようになってきました。(怪我からの復帰に)時間もかかったけど、今は自分の型が出来て、より世界が近ずいてその中で結果も出せるんだと。メダルへの自分の可能性を試すことも出来るんだとそう思っています。チームはそれぞれに皆気合いも入っています。我々はみんなトップを追う立場で攻撃する側にありますからね」。

Wengen, Men's Slalom, Result
Rank Bib Name Nat. 1st Run 2nd Run Total Time
 1  1 ROCCA Giorgio  ITA   50.76  51.52  1:42.28
 2  5 PALANDER Kalle  FIN   50.88  51.60  1:42.48
 3  8 VOGL Alois  GER   50.61  52.18  1:42.79
 4  26 MINAGAWA Kentaro  JPN   51.41  51.49  1:42.90
 5  7 LIGETY Ted  USA   50.65  52.28  1:42.93
 6  25 HERBST Reinfried  AUT   51.52  51.69  1:43.21
 7  3 MYHRER Andre  SWE   51.65  51.92  1:43.57
 8  17 MILLER Bode  USA   52.21  51.46  1:43.67
 9  15 VIDAL Jean-Pierre  FRA   51.36  52.92  1:44.28
 10  16 SVINDAL Aksel Lund  NOR   51.83  52.50  1:44.33
 11  10 LARSSON Markus  SWE   51.87  52.57  1:44.44
 12  21 TISSOT Stephane  FRA   51.79  52.74  1:44.53
 13  46 ALBRECHT Daniel  SUI   52.42  52.23  1:44.65
 14  42 DEVILLE Cristian  ITA   52.32  52.62  1:44.94
 15  44 OMMINGER Andreas  AUT   52.26  52.72  1:44.98
 16  4 PRANGER Manfred  AUT   52.29  52.70  1:44.99
 17  36 MARINAC Martin  AUT   52.51  52.69  1:45.20
 18  38 SPORN Andrej  SLO   52.43  53.19  1:45.62
 19  65 GORZA Ales  SLO   52.42  53.29  1:45.71
 20  24 JANSRUD Kjetil  NOR   51.90  56.16  1:48.06
 21  52 LEINO Jukka  FIN   52.50  57.28  1:49.78
 22  39 VAJDIC Bernard  SLO   51.49  1:00.34  1:51.83
 23  40 GINI Marc  SUI   52.36  59.85  1:52.21
 24  19 JANYK Michael  CAN   51.98  1:02.79  1:54.77

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