SALT LAKE 2002
2002 OLYMPIC WINTER GAMES
男子滑降 Men's Downhill, 10,Feb,2002. Snowbasin Ski Area
1st / Fritz Stroble(AUT)
2nd / Lasse Kjus(NOR) 3rd / Stephan Eberharter(AUT)
ストローブルのガッツポーズ 男子滑降フラワー・セレモニー、
左から2位・シュース、1位・ストローブル、3位・エバハルター

 2月10日日曜日、アルペン競技が始まった。最初の種目は男子滑降。巨大なスタジアムが作られたスノーベーシンスキー場は、ソルトレーク・シティ中心部から約2時間。通常は45分の所だが、セキュリティーチェックその他で倍以上の時間がかかるのだ。こんなに遠い競技会場は初めてだ。

 ステファン・エバハルター(AUT)絶対本命という大方の予想を裏切って金メダルに輝いたのはフリッツ・ストローブル(AUT)、1972年8月24日、スタインフェルド生まれの現在29歳。札幌オリンピックの年に生まれた男だ。これまでビッグイベントではメダルに縁の無かったが、オーストリアチームの厳しい競争に生き残って栄冠を手にした。

 2位にはしぶとく0秒22差でラッセ・シュース(NOR)。今シーズンは死んだ振りをしていたのか良いところの無かったラッセだったが、やはりやるときにはやる。オリンピックでは金1個を含む4個目のメダル。世界選手権を含めたビッグイベントのメダルは合計14個目である(内金4個)。同僚のオーモットもしぶとく4位に食らいついた。

 3位は0秒28差で本命視されていたステファン・エバハルター。今季ワールドカップ滑降で5勝をあげ、絶好調で臨んだオリンピックだったが急斜面でのずり落ちターンが命取りになった。こういうポカをやるのもエバハルターらしいところだ。オーストリアは他にクリスチャン・グレバー(6位)クリストフ・グルーバー(20位)の二人をエントリーしたが、ハンネス・トリンクルを外したことは問題の火種を残したことになる。

 フランスの最高位はクロウド・クレッティェの6位、イタリアはローランド・フィッシュネーラーの17位が最高でケリスチャン・ゲディーナは35位に沈んだ。開催国地元アメリカは31番スタートのマルコ・スリバンが9位と健闘したが、期待されていたダロン・ラールブスは16位に終わった。日本からは滝下靖之(ミズノ)が出場し42位だった。

1位、フリッツ・ ストローブル
 「誰もがステッフ(S. Eberharter)は金確実といっていたし、自分はダークホースという立場の一人だったからプレッシャーというものはなかったが、ステッフの勝利シリーズはいつかは止まるものだと思ってはいた」

3位、ステファン・エバハルター
 「今日はレース前からいつもとは違ってナーバスになった。このコースはSG的な要素もあって、とりあえずラップは出したが、終わりまで誰が来るか分からないから緊張のしっぱなしだった。それからやっと家族に電話をしたところだ」

男子滑降 スノーべースン
(スタート:2831m、ゴール:1948m、全長:2860m、標高差:883m、関門数:38)

Rank Bib Name Nat. Time Diff.
1 10 STROBL Fritz AUT 1:39.13 -
2 13 KJUS Lasse NOR 1:39.35 0.22
3 9 EBERHARTER Stephan AUT 1:39.41 0.28
4 12 AAMODT Kjetil Andre NOR 1:39.78 0.65
5 19 CRETIER Claude FRA 1:39.96 0.83
6 7 GREBER Christian AUT 1:40.00 0.87
7 3 NYBERG Fredrik SWE 1:40.30 1.17
8 15 HOFFMANN Ambrosi SUI 1:40.31 1.18
9 31 SULLIVAN Marco USA 1:40.37 1.24
10 2 FOURNIER Sebastien FRA 1:40.39 1.26
11 18 DALCIN Pierre.Emmanuel FRA 1:40.58 1.45
12 23 SOLBAKKEN Bjarne NOR 1:40.74 1.61
12 5 DENERIAZ Antoine FRA 1:40.74 1.61
14 14 CUCHE Didier SUI 1:40.76 1.63
15 11 CAVEGN Franco SUI 1:40.81 1.68
16 17 RAHLVES Daron USA 1:40.84 1.71
17 21 FISCHNALLER Roland ITA 1:40.85 1.72
18 28 JAERBYN Patrik SWE 1:41.05 1.92
19 4 FATTORI Alessandro ITA 1:41.24 2.11
20 22 GRUBER Christoph AUT 1:41.25 2.12
21 29 DEFAGO Didier SUI 1:41.27 2.14
22 6 SULZENBACHER Kurt ITA 1:41.56 2.43
23 16 PEN Peter SLO 1:41.66 2.53
24 27 PODIVINSKY Ed CAN 1:41.69 2.56
25 20 SIVERTSEN Kenneth NOR 1:41.70 2.57
26 32 HASLER Juergen LIE 1:41.76 2.63
27 34 FIALA Jakub USA 1:41.84 2.71
28 41 JERMAN Andrej SLO 1:41.85 2.72
29 25 BUECHEL Marco LIE 1:41.86 2.73
29 1 MACARTNEY Scott USA 1:41.86 2.73
31 26 SPAROVEC Gregor SLO 1:41.88 2.75
32 24 MC BEATH Darin CAN 1:42.15 3.02
33 36 KOBLAR Jernej SLO 1:42.31 3.18
34 30 RAUFFER Max GER 1:42.52 3.39
35 8 GHEDINA Kristian ITA 1:42.54 3.41
36 46 KEDRIN Maxim RUS 1:43.04 3.91
37 39 BEAR AJ AUS 1:43.19 4.06
38 35 ANDERSON David CAN 1:43.20 4.07
39 50 BANK Ondrej CZE 1:43.33 4.20
40 42 ZAKOURIL Borek CZE 1:43.63 4.50
41 40 FILISCHKIN Andrej RUS 1:43.73 4.60
42 43 TAKISHITA Yasuyuki JPN 1:43.75 4.62
43 37 CHESTAKOV Pavel RUS 1:44.35 5.22
44 48 KOMAROV Sergeij RUS 1:45.25 6.12
45 38 BRANCH Craig AUS 1:45.34 6.21
46 44 HOLICKY Jan CZE 1:45.49 6.36
47 54 HEIMSCHILD Ivan SVK 1:46.36 7.23
48 47 GAYME Maui CHI 1:47.63 8.50
49 52 SKRIABIN Nikolay UKR 1:47.65 8.52
50 45 GAYME Mikael CHI 1:48.37 9.24
51 55 HEATH Alexander RSA 1:48.84 9.71
52 51 ARSEL Nicolas ARG 1:49.75 10.62
53 53 SCHWARZACHER.JOYCE P. IRL 1:54.42 15.29