ALPINE SKI WORLD CUP 1999/2000
St.Anton (AUT). Men's 4th Super-G. 12,Feb,2000
1st/J.Strobl J.Strobl/Podium
Pepi Strobl Pepi Strobl / Podium Penta Photo

 2001年アルペンスキー世界選手権のテストイベントとして滑降とスーパーGの2レースが予定されていたが、大雪のため滑降のトレーニングが1本も消化出来ず、急遽滑降をキャンセルしてスーパーGを2レースに変更になった。世界選手権のために従来のカンダハーコースとは別に新たに造られたコースで「カール・シュランツ・コース」と命名されていたのだが、一度もレースをやらずに来年の本番を迎えることになる。ビッグイベントでトレーニングランもやらずに本番を迎えるという例は、'92年のアルベールビル(FRA)オリンピックがあるくらいで、本当はあってはならないことだ。だが天気だけは如何ともし難い。
 スーパーGに絶対の自信を持っていたヘルマン・マイヤー(AUT)がスタートして直後にコースアウトするというハプニングで今季初めてのノーポイントに終わった。勝ったのはヨセフ・「ペピ」・シュトローブル(AUT)。'97年のリルハンマー(NOR)で勝って以来のスーパーG通算2勝目。ウェンゲン(SUI)の滑降でも勝っているから今季2勝目だが、世界選手権やオリンピックのない谷間のシーズンに活躍するという不思議な性格をしている。ビッグイベントの年には必ず怪我をして出場の機会を逸しているのだ。
 「ヘルマンがコースアウトしたということは知っていた。だが気にせずに自分の滑りに専念した。リルハンマーで勝ったときも10番スタートだった。僕にとってはラッキーナンバーさ」と、にこやかに語った。2位にはディディエ・クッシュ(SUI)。今季のベストレザルトである。3位にステファン・エバハルター(AUT)。ヘルマンが消えた今日こそ勝つチャンスだったが今季は勝ち味に遅い。総合トップ3の座も危うくなってきた