"e.on ruhrgas" FIS World Cup Ski-Jumping
VODAFONE 4-Schanzen-Tournee
Oberstdorf (GER) 9th World Cup Competition
29,dec,2005
ヤンネ・アホネン(FIN)、今季初優勝、岡部孝信・4位入賞
2005年12月29日、オーベルストドルフ(GER)、HS137-KO
1st / Janne Ahonen (FIN) 4th / Takanobu Okabe (JPN)
Photo: Peter Schmutz



第54回ジャンプ週間
ジャンプ・ワールドカップ・第9戦

4-Hills Tournament-1

12/29日 Oberstdorf(GER) HS-137m、KO


 12/28日のプログラムにはジャンプ台のプレスインスペクションが午前中にあって、近年は競技当日はテレビ以外は入場禁止箇所を見学した。午後は昨年同様のトレーニング2、Qualification。日本チームは出場6名のうち5名、葛西紀明(土屋ホーム)、岡部孝信(雪印)、伊東大貴(土屋ホーム)、一戸 剛(アインズSC)、山田 大起(北野建設)の5名が通過した。雪と風の影響で度々の中断、ワールドカップリーダーのヤクブ・ヤンダ(CZE)は体重の減少でスキーは長すぎたため失格、本戦は最下位50番でノックアウトの組み合わせは142.5mを出したトップのアンドレアス・ビドホルツル(AUT)との対戦となった。

 天候は晴れ、夕刻からの競技で観衆の入りはいいのだが3年前の熱狂さは減少した。1本目はノックアウト、不調でノックアウトされた意外なジャンパーはAUTの若手ホープ、トーマス・モルゲンシュテルンと2003/04のジャンプ週間の覇者S・ペテルセン(NOR)の2名で、日本チームでは山田、一戸の二人がノックアウトされた。1本目の最長不倒は130.5mを飛んだヤンネ・アホネン、他には誰も130mを飛ばなかったがファイナルはそうはいかず130m超えが続出し、最長不倒134.5mであっといわせたのはロシアのディミトリー・ワシリエフ、トータル11位に躍進した。1本目岡部は128mで4位、だがトップ3人、アホネン(FIN)、ハウタマエキイ(FIN)、リョケルソイ(NOR)とは小差のポイントである。

 2本目30名の決戦においてはさしたる風の影響もなく比較的順調に進行、ノックアウトされたが幸運の5人トップのビドホルツルも130mの大ジャンプでリーダーに立ち、ヤンダ(CZE)は名誉挽回と133.5mでこれを剥奪、次の岡部は130.5mを飛んだがポイントわずか1.8差でこの時点2位、リョケルソイ(NOR)は132mだがトータルでトップへ出た。 あと2名、しかし、ハウタマエキイ(FIN)は125.5mで落ち、最終ジャンパーのアホネンは調整?の130mでジャンプ週間第1戦を制した。

 お立ち台を逃した岡部の第一声は「惜しいっ!」しかし、各国選手、コーチから驚異の復活を祝福され、新春への挑戦みなぎる表情にかわった。
 「場内アナウンスは毎回オカベのスタートに35歳、素晴らしい再起の選手です。なんていうんだろ。俺は35歳を遙かに超えて現役だった。ジャンプには年齢制限なんてものはないんだ」と前日のプレスインスペクションでガイドしてくれたマックス・ボルカルト(GER)。ジャンプ週間1959/60年の優勝者である。「君、彼は何歳か知ってる?72歳だ。今年テレビの取材でみたんだが、彼はV-スタイルで飛んだんだ」とドイツ人ジャーナリストが教えてくれた。

1.ヤンネ・アホネン(FIN)
 やっと得た今季の第1勝だが戦線開始のスタートとしては完璧に近いものと思う。ジャンプ週間3連覇というのも自分の目標のひとつ、今季のチャンスを得た感じがする。

2.ロアル・リョケルソイ(NOR)

 勝利であればいいんだか、これは今季初めてのポディウム、これからの勝負をみてください。

3.ヤクブ・ヤンダ(CZE)
  ポディウムを非常に喜んでいます。昨日の失格は明らかな自分の不注意、体重測定をしないでスタートをしたためです。今日はOK。

4.岡部孝信(雪印)
 着地が完全にできなかったのが原因かな。エンゲルベルグでジャンプができないほどの腰痛は帰国してマッサージ、レハビリに専念しました。こんな状態になったのは初めてのことでワールドカップ転戦の疲労が一気にでてしまったようです。治療も必要ですがジャンプ週間はがんばりたい。

K・ユリアンティラ(JPNヘッドコーチ)
 テクニック上で伊東は上昇してきましたが葛西は今日は本領を発揮していない。タカノブの二本目は悪くない、今日の4位はチームの意気を挙げる重要性あり、みんなを引っ張って五輪への可能性も見られる(チーム戦)。休日を日本で過ごしてきた選手たちは一段とフレッシュになってこれを喜んでいます。

OberstdorfにてK.Hata

Rank Bib Name Nat. Jump 1 Jump 2 Points
 1  18 AHONEN Janne  FIN   130.5  130.0  270.9
 2  13 LJOEKELSOEY Roar  NOR   128.5  132.0  268.4
 3  50 JANDA Jakub  CZE   123.5  133.5  262.6
 4  14 OKABE Takanobu  JPN   128.0  130.5  260.8
 5  38 HAUTAMAEKI Matti  FIN   129.5  125.5  258.0
 6  1 WIDHOELZL Andreas  AUT   119.5  130.0  248.1
 7  8 SPAETH Georg  GER   119.5  129.0  245.3
 8  19 AMMANN Simon  SUI   120.5  128.0  244.8
 9  2 UHRMANN Michael  GER   120.5  127.5  244.4
 10  24 ROMOEREN Bjoern Einar  NOR   117.0  131.5  243.8
 11  10 VASSILIEV Dimitri  RUS   117.5  134.5  243.6
 12  9 HERR Alexander  GER   117.5  129.0  238.7
 13  12 MALYSZ Adam  POL   121.0  124.0  238.0
 13  11 KASAI Noriaki  JPN   119.5  125.5  238.0
 15  5 KOFLER Andreas  AUT   122.0  122.0  236.7
 16  25 ITO Daiki  JPN   116.5  126.5  232.4
 17  40 BENKOVIC Rok  SLO   117.0  125.0  231.1
 18  28 IKONEN Joonas  FIN   117.5  124.5  230.6
 19  6 PETERKA Primoz  SLO   119.5  123.0  230.5
 20  3 KUETTEL Andreas  SUI   111.0  130.5  230.2
 21  20 NEUMAYER Michael  GER   118.0  124.5  229.5
 22  43 INGEBRIGTSEN Tommy  NOR   116.5  125.5  227.1
 23  7 KOCH Martin  AUT   112.0  127.0  223.2
 24  37 SCHMITT Martin  GER   116.0  120.5  220.7
 25  21 HOELLWARTH Martin  AUT   113.0  123.5  219.7
 26  4 KRANJEC Robert  SLO   111.5  124.0  217.9
 27  36 HAPPONEN Janne  FIN   111.5  122.0  211.8
 28  16 BYSTOEL Lars  NOR   110.0  120.0  208.5
 29  17 COLLOREDO Sebastian  ITA   110.0  121.0  208.3
 30  22 MOELLINGER Michael  SUI   109.5  119.5  205.2

FIS Official Result