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1 ソールデン(AUT)の大回転
2004年10月23、24日、アルペンスキー・ワールドカップが開幕した。今シーズンの開幕戦は男女ともに好天に恵まれ、コース・コンディションもハードアイスで最高の条件の下にレースが展開された。例年この時期は強風や濃霧で天候に恵まれないことが多いのだが、今年は天候に恵まれたことは幸運であり、選手たちの最高のテクニックを見ることが出来たことも幸運であった・・・ |
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2 ビーバー・クリーク(USA)の大回転
開幕戦のソールデン(AUT)の大回転レースは、スーパーGの如くスピードの次元の高いレース内容であったが、一方第2戦目のビーバー・クリーク(USA)のレースは、スピードの次元の低いレースであった。
コースは滑降コースの中半から後半を使用。スタートしてすぐに急斜面が200メートル程あるだけで、あとは緩斜面と中斜面の連続・・・ |
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3 ビーバー・クリーク(USA)のスラローム
開幕戦から好スタートを切ったアメリカのボーディ・ミラーが、ここに来てスピード系に好調で技術系に何らかの迷いが生じてきている。ミラーも人間である。スピード系の調子の良いときは技術系の滑るスピードが遅く感じてしまい、そのもどかしさのために繊細さを要求される技術系の滑りに同調できなくなるものなのだ。すなわち、スピード系から技術系種目へはテクニックを変える以前に心の調整が必要なのである・・・ |
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4 バルディゼール(FRA)の大回転
このレースはバルディゼールの滑降コースを使用して行なわれた。レース展開としては非常にテクニカルなものになった。何時ものことながら滑降コースでのレースは難しい。今回はこんなにも難しいものになるとは想像外であった。滑降コースの中半部分から後半部分。通常の大回転コースのプロフィールと違い、滑る方向がフォールラインに向かってなくて極端に横方向に滑る部分もあった。それは・・・ |
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5 セストリエール(ITA)のスラローム
この大会でアメリカのボーディ・ミラー選手がアルペン4種目の全種目に優勝するという快挙を成し遂げた。アメリカのビーバー・クリークの大会では大回転、回転に失敗してボーディ・ミラーといえども所詮人間なんだと感じさせたが、ヨーロッパに渡り気分転換が出来たのであろう。この回転レースでは、調子を取り戻して2位に1秒27という大差を付けて勝利を収めてしまった・・・ |
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6 アルタ・バディアの大回転
大回転コースとしては世界ナンバーワンであろう。理想的なコースだけに、コースの全長も長いし多くの斜面の変化もある。体力的にもきついし、テクニック的にも最高難度のものが要求される。今年はハード・アイスのコース・コンディションであった。1本目の旗門構成は、コース前半部の急斜面に、オフセットが大きく、なおかつ落差の少ない旗門がセットされた・・・ |
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7 フラッハウ(AUT)のスラローム
コース・プロフィールは、中斜面の多いコースであり、コース後半に急斜面が待ち受けていて脚力がものを言う。斜面の変化へ対応するテクニックよりも、旗門構成に変化を持たせることによって難しさを求めるコース設定となった。だがこのレースを難しくしている最大の要因はコースコンディションだ。超アイスバーンで最後の選手が滑るときでもコースはほとんど掘れていなかった・・・ |
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8 シャモニー(FRA)のスラローム
一本目の旗門構成は、インターバルが少なく、細かくテクニカルなコースであった。一本目のスタート直後の”ワナ”にはまった選手は、スタート番号の早い選手たちが多かった。コーチからの指示で、スタートの遅い選手は、この部分をスピードをコントロールして滑り抜いていた。その後に、バーチカルゲートすなわちヘヤピンゲートがセットされており、横への動きから縦への動きが要求されていた・・・ |
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9 ウェンゲンのスラローム
ここに来てイタリアのジョルジオ・ロッカ、オーストリアのベンジャミン・ライヒの二人が調子を上げてきた。またクロアチアのイヴィツァ・コステリッチもレース勘を取り戻してきた。一方、アメリカのボーディ・ミラー、フィンランドのカレ・パランダーの回転種目のエースが調子を崩しており、いつ立て直しをしてくるのであろうか。上位が混戦状態の中、若手の台頭があり、ベテランの選手がレース勘を取り戻し上位を・・・ |