SKI&SKI Top
GOETSCHL Renate (AUT) Web:
1975年8月6日 Obdach(AUT)生まれ
身長 164cm 体重 60kg

SKI: Atomic
BOOTS: Atomic
BINDING: Atomic

Laax 97 DH/2nd Lake Louise 98 DH/3rd Innsbruck 2000 SG / 1st
St.Anton WM 01. SG/2nd Lenzelheide 01. SG/ 2nd
Cortina 03 DH/ 1st Kvitfjell 03 DH/ 1st
Sestriere 04 DH / 1st
Bormio/Santa Caterina WM05 DH / 3rd
Are WM 07, Super Giant Slalom

Renate Goetschl 1999 DH/1st
2000 Overall / 1st, SG / 1st
2007 DH-Overall 1st
World Cup Ranking
General

1993/57th, 1994/15th, 1995/14th, 1996/10th, 1997/8th, 1998/7th,
1999/3rd, 2000/1st, 2001/2nd, 2002/2nd, 2003/7th, 2004/2nd, 2005/3rd,
2006/10th, 2007/4th,
Special
1997 DH/1st, 1998 SG/2nd, 1999 DH/1st, SG/5th.
2000 DH/2nd, SG/1st, GS/4th, 2001 DH/2nd, SG/2nd, SL/24th, GS/14th, K/3rd,
2002 DH/5th, SL/25th, GS/36th, SG/4th, K/1st,
2003 DH/2nd, SG/2nd, GS/51st. 2004 DH/1st, SG/1st.
2005 DH/1st, SG/2nd, GS/16th. 2006 DH/3rd, SG/19th, GS/38th.
2007 DH/1st, SG/1st, GS/236th.
World Championships
1996 Sierra Nevada DH/8th, K/4th
1997 Sestriere DH/9th, SG/6th, K/1st.
1999 Vail DH/1st, SG/2nd, K/2nd.
2001 St.Anton DH/2nd,
2003 St.Moritz SG/8th, DH/5th.
2005 Bormio/S.Caterina. D/3rd, SG/23rd, K/DNF.
2007 Are. SG/3rd, DH/7th.
Olympic Games
1994 Lillehammer K/4th.
1998 Nagano SG/5th.
2002 Salt Lake City DH/3rd, K/2nd, SG/8th.
2006 Torino. DH/4th.
World Cup - 46 w. ( 24 DH, 17 SG, 1 SL, 4 K)
1. DH: Vail 97, Altenmarkt 98, Lake Louise 99-I+II, Are 99, St.Moritz 99,
Are 00, Innsbruck 00, St.Moritz 01-II, Haus 01, Cortina 02,
Are 02, Cortina 03, Lillehammer 03, St.Moritz 04, Veysonnaz 04,
Sestriere 04, Cortina 05-I, Lenzerheide 05, Cortina 06, Altenmarkt 07,Cortina 07, San Sicario 07, Lenzerheide 07,
SG: Flachau 95, Cortina 99-I, Altenmarkt 00, Innsbruck 00-I, Bormio 00,
Lake Louise 01, Cortina 03-II, Innsbruck 03-I, Lake Louise 04,
Cortina 04-II, Are 04, Cortina 05-I+II, Lake Louise 07, Reiteralm 07,
San Sicario 07-I, Tarvisio 07,
SL: Lillehammer 93.
K: St. Anton 94, Sta.Caterina 00, Saalbach 02, Are 02,
2. DH: St.Anton 94, Laax 97, Vail 97-II, Cortina 98, Are 98, St.Moritz 99,
St Moritz 00-II, Saalbach 02, Cortina 04-I+II, Haus 04-II,
Lake Louise 05-II, S.Caterina 05-II, Cortina 05-II, St. Moritz 06,
Lake Louise 07-I, Val d'Isere 07-I, Tarvisio 07,
SG: Bormio 95, Val d'Isere 96 I,98, Cortina 98-II, Mammoth Mtn.99,
St.Moritz 99, Innsbruck 00-I, Val d'Isere 02, Cortina 02, 03-I,
Megeve 04, Lake Louise 05, San Sicario 07-II,
GS: Lienz 04,
3. DH: Lenzerheide 95, St.Anton 96-II, Cortina 96-II, Hakuba 97-II,
Lake Louise 98-I. Veysonnaz 99, 00-II. Lake Louise 01-I, 03-II, 04,
Haus 04-I,
SG: Val d'Isere 96U,Sta.Caterina 00, Innsbruck 03-II, Cortina 07,
GS: Sestriere 01-II, Zwiesel 04,
4. DH: Cortina 95 II, saalbach 95, Lillehammer 95, Kleinkirchheim 97,
St.Anton 99, Sierra Nevada 99, St.Moritz 00-I, Innsbruck 03,
S.Caterina 05-I, Val d'Isere 07-II,
SG: Val d'Isere 97, Mammoth Mtn.98, Altenmarkt 98, Val d'Isere 03,
Lillehammer 03,
SL: St.Anton 94
5. DH: Cortina 95-I,97, Narvik 96-II, Lake Louise 05-I, 06-II,
SG: Lake Louise 98, Val d'Isere 00, Lenzerheide 05, St. Moritz 06,
GS: Serre Chevalier 00, Lienz 00, Lenzerheide 05,
SL: Serre Chevarie 00
6. DH: Lake Louise 98-II, Santa Caterina 00, St.Moritz 02,
Bad Kleinkirchheim 06-II,
SG: Garmisch 95, Vail 96, Lillehammer 96, Cortina 97, Lake Louise 00,
GS: Tignes 00, Maribor 00, Are 00, 05,
SL: Copper Mtn.00, Bormio 00,

 2000年3月16日、ボルミオ(ITA)で行なわれたワールドカップ最終戦のスーパーG第8戦で優勝したレナーテ・ゲッチルは、その時点でワールドカップ1999/2000の総合優勝を決めた。追いすがるミカエラ・ドルフマイスター(AUT)を341ポイント引き離しての初の総合優勝である。

 2000シーズンのワールドカップ女子のシーンは最初から波乱含みのスタートだった。昨年の覇者アレキサンドラ・マイスニッツァー(AUT)は11月26日、レーク・ルイーズ(CAN)の滑降トレーニングで怪我をして早々と姿を消した。代わりに登場したのが同じオーストリアのドルフマイスターだったのだが、シーズン後半勢いが止まりゲッチルの後塵を拝す結果になった。最初から初優勝者が続出した今季ワールドカップは、ベテランのゲッチルが活躍するチャンスはなかなか巡ってこなかった。ゲッチルが今季の初優勝を上げたのは、年が明けて1月16日、アルテンマークト(AUT)のスーパーG第4戦だった。それを契機に猛チャージを開始したのである。スーパーG3勝、滑降でも2勝をあげ、種目別のスーパーGのタイトルをも手中にした。滑降でも総合優勝の可能性はあったが、レギナ・ホイスル(GER)にわずか5ポイント及ばずタイトルを逃した。

 レナーテ・ゲッチルはオーストリア・スタイヤーマーク州シュラドミングの近く、オブダッハにある農家の娘とし1975年8月6日に生まれた。彼女のワールドカップデビューは1993年3月、シュラドミングにあるスキー高校在学中に、ハーフィエル(NOR)で行なわれたリルハンマー五輪のプレ大会回転で、ワールドカップ初出場、しかもゼッケン42番スタートで初優勝を飾った。17歳だった。技術系のレーサーとしてスタートしたゲッチルだったが1年後、サン・アントン(AUT)で行なわれたアールベルグ・カンダハー女子滑降で2位に入賞し、回転でも4位に入り、コンビで優勝を飾った。いつの間にかスピード系レーサーに変身したレナーテは、翌95年、地元フラッハウで行なわれたスーパーGで高速系でも初優勝を上げた。彼女がトップの座を確保したのは1997年である。この年種目別滑降のタイトルを獲得し、1999年にも滑降のタイトルを獲得した。

 レナーテは常に物静かで優しく、勝ってもその存在を見いだすのに苦労するタイプだが、男子でスーパーGのタイトルを獲得したヘルマン・マイヤー(AUT)と二人で表彰台に登ったゲッチルは、今回ばかりは喜びを爆発させた。

 2004シーズンは総合2位、滑降とスーパーGの種目別総合タイトルを獲得した。1993年に17歳でワールドカップ初勝利(ハーフィエルSL)を上げたレナーテ・ゲッチルもすでに28歳になった。この間上げた勝ち星は33。現在のところハンニ・ウェンツェル(LIE)と並ぶ歴代4位の記録である。1昨シーズン、レンツェルハイド(SUI)の滑降で膝の十字靭帯断裂、外側靭帯断裂、下腿骨骨折の重傷を負ったレナーテは2003シーズンを一つもタイトルなしで終えた。今季は滑降で3勝、スーパーGでも3勝を上げ両種目の総合タイトルを獲得し見事に復活を遂げた。総合ではアニャ・パーションの2位に甘んじたが彼女はこれで満足である。
 「今シーズンの私の目標は滑降とスーパーGのタイトルを獲得することだった。私はすでに総合のタイトルを手にしている(2000年)。1昨年の事故の後のカムバックでそれを目標にするにはあまりにもリスクが大きすぎた。事故の後で再び私のリズムを発見するであろう事は確信出来なかった。来シーズン、私のゴールを総合のタイトルにおきたい」

 2005シーズンは総合3位、種目別滑降のタイトルを獲得した。全8戦行なわれた女子滑降だがゲッチルは1位2回、2位2回で種目別のチャンピオンに輝いた。3年連続5回目の滑降タイトルである。ワールドカップ参戦12シーズン目、29歳のゲッチルの滑降における牙城は崩れそうにない。ここまでワールドカップ通算37勝(DH・19勝、SG・13勝、SL・1勝、コンビ・4勝)、アンネマリー・モザー・プレル(AUT)の62勝、フレニ・シュナイダー(SUI)の55勝に次ぐ歴代3位の記録である。
 2006シーズンを不本意な成績で過ごしたレナーテだったが、2007シーズンは全9戦あった女子滑降で4勝を挙げ、2位3回で5回目の種目別の総合タイトルを獲得した。タルビシオ(ITA)の滑降トレーニングで愛に怪我をしたが最終戦の滑降、スーパーGには出場し、滑降で通算46勝目を挙げた。女子歴代3位のレコードである。その後シュルンス(AUT)のDr・シェンクの元で手術を受けたが、「来季も出場するわよ」と語った。