OKABE Takanobu (JPN) 岡部孝信(雪印乳業)
26,10,1970 Shimokawa, Hokkaido
166cm / 49kg
Club: Snow Brand

SKI: Fischer
BOOTS: Jalas
BINDING: Silvretta
GOGGLES, HELMET: Carrera

Hakuba Summer-GP 99

World Cup Ranking
1993/24th, 1994/7th, 1995/5th, 96/39th, 1997/4th, 1998/16th,
1999/38th, 2000/33rd, 2001/49th, 2002/59th, 2005/49th,
Flying World cup
1995/2nd, 1997/2nd, 98/6th,
World Championships
1993 Falun K115/12th, K90/14th, Team/5th.
1995 Thunder Bay K120/15th, K90/1st, Team/3rd.
1997 Trondheim K120/12th, K90/12th, Team/2nd.
2001 Lahti Team-K90/4th.
2005 Oberstdorf. LH/28th, NH/37th, Team LH/10th, Team NH/9th.
Ski Fluing World Championships
2000 Vikersund 17th.
Olympic Games
1994 Lillehammer K120/4th, K90/9th, Team/2nd.
1998 Nagano K120/6th, Team/1st.
World Cup - 4 w.
1. LH: Kuusamo 97-I,
FH: Vikersund 98-II, Bad Mitterundorf 97-I, Planica 97-I,
2. LH: Sapporo 95, Oslo 95, Lillehammer 98,
NH: Planica 94, Thunder Bay 94, faln 95,
FH: Vikersund 95-I+II,
3. LH: Garmisch 94, 97, Kuusamo 97-II, Harachov 97-I, Sapporo 97,
FH: Bad Mitterundorf 97-II,
4. LH: Oberstdorf 97, Willingen 97-I, Iron Mtn. 00-II,
NH: Lahti 94, Falun 96,
FH: Vikersund 98-I,
5. LH: Oberstdorf 94,
NH: Lahti 95,
6. LH: Planica 94, Courchevel 94, Oberstdorf 95, Planica 98-I,

 FISサマーグランプリではジャンプスーツの下はハダカ、T-シャツのみだ。誰がどの程度落しているか(体重を締めているか)どんな入れ墨しているかが観察できる。「オカベは子供みたいに小さくなってしまった。そして子供のスキーだ」、ドイツ人記者は気の毒そうに云った。「第1回グランプリ('94年)の優勝者と同一人物とは信じがたい」とも云った。
 ジャンプのルール改定は大きな問題をはらんでいる。選手達は皆、必死になって減量に取り組んでいるが、健康上大きな問題があると言わざるを得ない。皆ミイラのようにやせ細り、とても健康なスポーツ選手には見えない。スポーツ医学上何の問題もないのだろうか。身長をミリ単位で測り、スキーをミリ単位で規定する。ジャンプ界を取り仕切る老獪で狭量な老人どもは、そこまでして日本を勝たせたくないか。選手達は皆とまどいながらも競技を続けている。パーティーに行ってみるとよく分かる。上座に座り偉そうに飲み食いしているのは腹のでかい老人どもばかりなのだ。主役は常に選手なのだ、というスポーツの原点を遠い昔に置き去りにしたオーガニゼーションは、いずれ滅びるしかない。
 岡部はそれらのルール改定の他に、スポーツとは別の次元でももてあそばれた。以前の所属であった拓銀の倒産、移籍後の雪印乳業の不祥事。これらは選手には何の責任もない。地域のクラブチームを持たない日本スポーツ界の典型的なパターンである。
 しかし、本年ラハティ世界選手権の最終日にやっと見ることができた岡部孝信は自身もジャンプも貫禄のあるベテランに戻ったように見えた。(Kiyoko Hata, Basel)